台風24号チャーミーは暴風とともに日本を駆け巡っていきましたね。9月30日の夜から中京圏は暴風域に入り、風で家が揺れるほど。22時には我が家も停電。窓も一枚割れました。そんな荒らくれチャーミーさん、実はベトナム語だとか。
ツバキ属の花だとか
ちなみに花を意味するhoaをつけずに tramiだけで検索すると
誰だよ…
ベトナムの女性に聞いた所、チャーミーという花は聞いた事も見たことも無いとのこと。単にその一人が無知なだけかも知れませんが、チャーミーありきでベトナム語から無理やり引っ張って来た可能性もありますね。
ちなみに韓国語で장미(チャンミ)は薔薇を意味します。
前代未聞の逆走台風こと、平成30年12号台風のジョンダリ종다리は北朝鮮語でヒバリを意味し、私も初耳でしたし韓国人に聞いても、ジョンダリとは言わない、ヒバリはジョンダルセ종달새だよとのこと。台風の名付け方にも何か作為を感じますね。
さてこちら静岡県では、そのチャーミーさんの影響で数十万世帯が停電し、県全域で高速道路もシャットアウト。さながらカオスの様相でした。
10月1日付 中日新聞静岡版の夕刊一面。
高速を降ろされたトラックが幹線道路を埋め尽くし、信号の止まった交差点を爆走し、さながら気分はベトナム。こういう時こそ慎重に、それでいてマイペースで。
信号が止まっているとみんな交差点で警戒するので、案外に渋滞も事故も無いというアイロニー。
さて、私はというと、用事があって静岡県は浜松市西部へ行っていたのですが、ついでに秋篠宮殿下が最近訪れた浜松市北区の牧場を訪れてみました。
焼津のトマト農家、牧之原の緑茶の資料館、そして浜松の畜産と、遠州横断強行軍を敢行なされた殿下。
様々な妨害をスルーし、本来30分ほどで着くはずの道のりを1時間半かけて何とか牧場近辺に到着すると、なんと、消防車が通せんぼしてるではないですか。
私「○○牧場に行きたいんですけど、通れませんかねぇ?」
消防団員「○○さんの所が火事だよ」
ナニィ!!?
つい数日前に殿下が訪れた場所が火事!!!!?
おいおいおい…
と思いつつ、広い道に車を停め、歩いて現場へ
地元の消防団が総出、といった様子。この写真だけで3台も消防車が見受けられる
幸い、大した事は無かったようで、出火の原因もこれから調べるとのことですが…
ホントに火事かなぁ??!?
あれだけ雨も降ったであろう、台風の翌日。仕事もあるだろうに、この田舎で、日中にこれだけ集められるものでしょうか??目視しただけで30人。消防車と団員の車により牧場へと向かうあらゆる道が塞がれており、部隊展開の規模で見ると、50〜70人は出ているはず。
ポンプは稼働していたけど、現場周辺で水を撒いた様子も、この角度から見た限りは無いし、焦げ臭さも全く感じられない…ボヤ騒ぎにこれだけ総動員で、消えてからも何やら解散もせずダラダラ残っているようにも見受けられるけど…?
ま、大事なくて何よりでしょ、という事で、同じく殿下ゆかりの地へ。
浜名湖に突き出た岬。この突端にある高台が…
またまた場所は伏せますが、ここは牧場からも数キロといった位置関係で、某地方銀行の創業者の財団が管理している保養地。なんと皇太子も幼少の頃から度々訪れていたとか。
もっと展望が良くて静かな湖畔は浜名湖ならいくらでもあろうに、何故こんな幹線道路からも近く、駅からも近く落ち着かない所に度々保養に訪れるのだろうか、というのが初見の感想。御用邸という体裁も取らず、地元民でも知らないほどひっそりと皇族が保養をされていた… 保養か?
現地の方曰く、やはり皇太子とその弟(秋篠宮)では警備の格が違うようで、皇太子が来たらそれはもう、警備が海から空から…だったとか(警備というより、監視かもね…)。
高台の上はどうなってるのかなと思って、近づいてみると
遊具があって、公園かな?と思うも、立ち入り禁止というこの看板。
…おっかないなぁ。当然、不法侵入はしてませんよ(⌒-⌒; )
辺りをぐるっと見ていたら、私の停めた車の近くになにかの作業車やらが集まり、あげくの果てに中部電力の車までくるシマツ。
尾張小牧ナンバー。遠くからご苦労だねえ
信号の復旧の方が大切だろうに、こんな信号も送電施設も無い岬の突端で何をしてるんですかね???
まぁ天皇家ゆかりの地だとしたら、御庭番の生活は庶民よりも重要視されるのでしょうね。まさか私の監視に来たとか、それは(^◇^;)ナイナイ
もうねぇ、別にいいけど、さっさと電力復旧してくださいよ中部電力さん。
私はいいけど家族が困る。
あの事とかあの事とか、言っちゃいますよ!?
なーんて笑
私はというと、地下のアレからの電気でこの社会や生活が成立しているというのに、ほとほと嫌気がさしているので、目下停電中ですが、今晩の食事と風呂のお湯は、カマドの火とカセットコンロで解決!!!
元自衛官のサバイバル力を舐めるでないわ!
かつての帝国海軍の船乗りにとって真水は相当に貴重品で、一人当たり一日に使える量は洗面器一杯だったとか。
そんなクッソためにもならない戦陣訓はさておき、ベトナムの過酷な生活を生き抜いた私に死角は無い。
ロウソクを灯し、木を燃やして暖をとり、安物のコニャックで乾杯だ。
電磁波に囲まれていないだけでこうも頭も体もスッキリするとは。気分は極楽。火は邪気を払う効果があるんですけど、詳しくは 「火とタバコと邪気(仮)」にてお伝えする予定です。
何事も、その状況を楽しむこと。諸行は無常にして色すなはち、これ空なり。心無罫礙 無罫礙故 無有恐怖。
もう一度みなさんも、全ての夜に、乾杯