中編から続いてます。
http://yoshikawahiko.hatenablog.com/entry/2019/11/04/175130 (前編)
http://yoshikawahiko.hatenablog.com/entry/2019/11/08/011840 (中編)
ここまで読んでくれた物好きなあなたにはきっと神功皇后のご加護があることでしょう(^_-)-☆
さて昼も回り、ここまで来たからには寄っておきたいところがある。セマングム干拓地である。
イクサン市から西へ、日本風家屋も残るクンサンを抜け、クンサンの港湾エリアからビョンサン半島へと至る世界一長い防波堤を抜け、コチャンのドルメン群を見ようという、なかなか無茶なプランをたてた。
ドルメンとはだいたいこんな感じ。
港方面に近づくにつれ送電線の規模が大きく&増えてくる。風車や送電線、鉄塔を手刀でズバズバ切りながら進む。
さすがに余裕が無いのでクンサン空港は断念。クムガン(錦江)河口の埋立地をゆく。
クムガンはかつてはペッカン(白江)と呼ばれ、白村江の戦いの白村江だという説が一般的。
歴史上の海戦の重要地とされ、少し川上に行くと鎮浦海洋テーマ公園があり、ミリオタにおすすめ。
もう400キロほど走ったし、なにしろ世界一長い防波堤である。わたる前に給油をする。さあもうすぐだという所で、ある交差点を境にやたらと悪臭が漂う。
全羅道出身者にセマングムに行くと言うと、皆が口を揃えて"臭いよ!"と言うが本当だった。6年前に来た時は感じなかったのに。
防波堤により新たに造成される干拓地(291㎢)とセマングム湖(118㎢)により合わせて409㎢もの海が消えることになる。
八郎潟よりは小規模だが諫早湾干拓地(35㎢)の実に12倍の広さ。熊本市より広く宇都宮市よりは狭い。これだけ広大な陸地を作って、一体何にするつもりなのか。
韓国は、謎である。
それまでどこに住んでいたんだ?というぐらいに高層アパート団地がそびえたって、正直言って気持ち悪い。19歳のマイカー旅行の際、大田郊外で見た団地の異様さに戦慄を覚えたのは今でも忘れられない。
韓国を見ているとわかりやすい。高層マンションを作る理由にはいくつかあって、地下原発の過給電防止や廃熱(ラジエータ)、さらには磐船である山が浮いてしまわないためのアンカー等。みたいです
するってえと、韓国人に情緒不安定な人が多いのは、高層階に住んでいるせいなのかもしれないぞ。(自論)
陽電化する日本人(2)-世界滅亡前夜 - (新) 日本の黒い霧
海外で人目かまわず怒鳴っているアジア人をみかけたら基本的に韓国人と思って大丈夫です(自論ですよ😅)。
PM2.5のせいもあるが、陸が見えないぞ。熊本市よりもデカいと聞いても分かったような気がするだけで、実際に見ると圧倒される。
中間地点に到着。新侍島パーキングエリアで軽食を買う。
総事業費22.2兆ウォンという巨費をかけて、多くの反対の声を遮ってまで行われるこの事業の真の目的は何なのか。
世紀の蛮行と言われる4大河川事業との関連性は?
群山
君 羊 山
君に羊だから、結構な確率でキリストがらみかもしれん。
セマングムに来てからというもの、やはりというか露骨な監視が数台出ている。以後の動向にも要チェックである。
高速にのって到着したのはコチャンのドルメン地帯。
日本ではなじみが無いかもしれないドルメン、韓国には半島全域に分布しており南部ではコチャン、北部ではカンファ島(インチョン空港の北)のドルメン群が有名。
昔はドルメン群の目前でバスを降りられたのに、駐車場から20分近く歩かされる羽目に。暗くなってきたってのに勘弁してくんなまし。
しかしこの石↑90トンである。24輪大型トレーラーでもないと運べないような代物を、人の力だけで運べたとでも言うのだろうか。
どれぐらい重いかというと、エンブラエル175三機分ぐらい。
さすがにこの規模、日本陸軍をしても破壊は難しかったのだろう。なにせ100トン級の岩がゴロゴロである。
これが墓だとしたら、一つ積むだけで一大事業であるはず。それなのに山肌に密集しているという時点で、権力者の墓というのは考えにくい。もうちょっと離すだろ、という話。
巨人さんがスッと持ち上げて、ポコッと被せたと考えないと不可能なレベル。もしくは神通力でフワーッと。
なにせ、新しい石を運ぶために前の石が邪魔になって、踏むわけにもにいかないだろうしにっちもさっちもいかないはず。普通の人間が力だけで作るとしたらね。
識者によると、実はこうしたドルメン群は日本にもあって、福岡には似たような地帯が現存しているとか。
チリサン生まれの友人曰く、子供の頃は村はずれにあって遊び場にしていたというから、いかに韓国の山村にとって身近な存在だったかがわかる。
なにせ世界で6万あると言われているドルメンの半分は韓国にある。
広い日本にアホほど存在する神社の数が8万と考えると、確認されているだけでその数というのは、驚異的。
疲れた。以下ほぼ写真のみでお届けします。
高張力鋼には魂を込めないと作れないので日本でしか作れないとのことだが、ここも日本だとしたらどうだろう?
おりしもこの倭城のあるクァンヤン湾には2020年完工予定の220メガワット級のバイオマス発電所も予定されているというし...
ヒュンダイ製鉄で調べていたら、非正規職員の冷遇がひどいらしいですね。↓
https://www.youtube.com/watch?v=FYfrtdL3RMU
非正規は駐車場も使わせず、路駐してバスで職場まで行くとか。正規職員は車の購入費用から大学生までの教育費用が支援されるとか。まるでトヨタ正社員と教育実習生並みの差別がまかり通っている!!
一刻も早く資本家階級を打倒し、炎天下の中で嗚咽憔悴するほどの清掃作業を命ずるべきである!
最後の夜はご褒美に肉だ!
カルビスープとユッケを感謝しながら頂く。美味。
さて最終日。多少遠回りになるけど、コジェド巨斉島からプサンへ至る橋を渡ってみたかったため、コジェ島まわりルートで空港へ
しっかしひでーPM2.5である
けっこうピヨが増えてきた。ちなみに橋以外は国道ですが、走りやすく休憩所も大きい。
さらばコジェ島。中間の대죽도大竹島までは斜張橋だが、それ以降は海底トンネルになる。アクアラインのような構成になっている
無事に給油後、車を返却。ヒュンダイ車は足回りがフワフワして好かん。これは10年前から改善の兆しが無い(散々乗り倒した挙句不平不満)。
終
🐉