静岡は中国か〜白髭神社全部行く番外編〜

先日、2021年の静岡県知事選挙が終わり、現職の川勝平太が開票後すぐ当確が出たやら、ネトウヨ界隈では中国の手下を当選させた静岡県民はアホだとか売国奴だとか、まぁ想像通りに世の中が流れていっているなと感じる次第です。

現実に静岡県西部を流れる大井川は水量の減少が著しく、生まれ育って60年という方に聞いても、昔はこんな光景あり得なかったということですから、リニアの工事が大井川の水に影響を出させないというJR東海の言い分を信用しかねるのも事実。

 

農村開発の専門家であり岐阜県東部の可児市出身の方から、リニアの試掘作業及び調査が始まってから鳥が全く居なくなったという生々しい話を聞くと、ただ単にトンネルを掘っただけでは考えられないこれら山の異常たちは、リニアで利益を得る予定の大都市圏の方々の耳には届かないという現実にため息が出るばかりです。

 

そもそも新しい生活様式とやらを推し進め、各種の会議や出張も減りオンラインでビジネスを進めていこうという機運を醸成しておきながら、人の移動をよりドラスティックにするリニア新幹線なるものの必要性を根本から疑問視するという声がどこからも上がらない、という事も違和感を感じますし、リニアありきの世論は問題の争点をはぐらかしたまま奈落へと超特急で向かっていると言う感。リニアだけに。

 

結論から言うと、とにかくトンネル掘りたくてしょうがないんでしょう。もちろん付随して様々な目的がありますが。

私たちの生活を支えている(地下含む)原発の燃料である鉱石は、海外のウラン鉱山などにいかなくても、私たちの住んでいるここ日本では掘ればアチコチから取れるのです。もちろんリニアが横断するルートはフォッサマグナのど真ん中である事にも留意が必要です。

 

そんなリニア政治の番狂わせのお騒がせポジションに落ち着いてしまった静岡。

ベトナムとの縁はブログ or YouTubeで散々伝えてきましたが、今回は中国と静岡、それも遠州地域との繋がりについても見ていきましょう。

 

先日、静岡県にも東京オリンピックの聖火が到着し、無事に聖火リレーを終えたそうですが、浜松市は感染予防という名目で、何故か市内ではリレーはせず、天竜浜名湖鉄道の通る細江町という、浜名湖畔の鄙びた地域で行われました。

しかもルートというのが、西気賀駅からプリンス岬をぐるっと回り、天浜線で隣駅まで聖火を運び、みおつくし文化センターがゴールというもの。

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赤い線がランナーが走るコースだけど、ほとんど電車移動じゃ無いか。何がリレーなのか。

スタート地点近くの西気賀駅はこのようになってます

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フランス国旗カラーの看板に八雲。いぜんYouTubeで中国(特に内陸部)は出雲利権とお伝えしましたが、通学する学生ぐらいしかいない天竜浜名湖線には似つかない雰囲気なのでは。入ってないけど

 

 

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プリンス岬(後述)をぐるっと回って、聖火は西気賀駅で天竜浜名湖鉄道に乗り、隣駅のこの気賀駅へと降りるんですが、このワザとらしいチャイナレッド!!これ見よがしな中華料理屋!!!

井伊家のお膝元は何やら落ち着かない事になってしまっている。

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ゆるキャン△タイアップにも余念が無い。

女性が一人で人気のない大自然になんて、サンカに襲ってくれと言っているようなものだが。

 

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駅を降りてすぐ目の前の、ここみおつくし文化センターがゴール。聖火ランナーというよりも聖火乗り鉄じゃねぇか。急遽(当日1週間前ぐらい?)市内のリレーを中止し、代替案がこんなルートって、この辺の怪しさをよく知ってる私としては『はぁ…また何か企んでるバカが…』てなもんで、天浜線ゆるキャンが大好きな市職員の暴走という話だったらどれだけ平和か。

しかし日本の役所がこんな大それた企画変更を直前にするわけもなく(静岡市等は予定通り市中心部をリレー)、入念に準備し、ルートを決め(そもそもルートもクソも無いが)、コース変更を発表するタイミングも相当仕込まれたもの。

 

先ほどのみおつくしですが、浜名湖には万葉集にも詠まれたまさに澪標が海上にあるんですが

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皇室が足繁く訪れるプリンス岬に正対する形で、堂々と中国との繋がりを見せる。

浙江省といえばかつて静岡空港からも直行便が出ており杭州、寧波、温州と、最盛期は中国のいち省に対して、東京と大阪の間の地方空港から3路線も直行便があったわけです。北京便がなく浙江省に3便。浙江人はよほど富士山が好きなのか、華北人は静岡に恨みでもあるのか…

 

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最盛期(2017年)


ただ中国はデカイもんで、浙江省ひとつとっても北海道より余裕で大きく、ルソン島より少し小さいぐらい。日本本州島の半分弱というと相当なもの。さらには天台宗の由来になった天台山があるというけど…

私が空港勤務してた頃には温州便はありませんでしたが、寧波便に杭州便と、爆買いの気勢がまだ残っていた浙江人の免税ショッピングは上海便を凌ぐ売り上げ。

ちなみに温州といえば多くの日本人はミカンをイメージしますが、温州人は商才に長け自らをアジアのユダヤ人と自称し、市の花はツバキだとか(wiki調べ)。


プリンス岬からも程近い三ケ日は温州みかんの栽培が全国トップクラス。

井伊家の家紋が橘であるのも、海上生活を送る上で壊血病の予防のために橘(ミカンの原種)の鉢植えを船に置いていたことに由来する、海人族を象徴するモチーフであるわけです。

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下賤な私にはこの岬の形、アレの形にしか見えない。駅からも近く交通量も多い落ち着かない保養地に皇室が好んで来るだろうか…

 

説明が遅れていましたがサブタイトルにもあげた白髭神社の白鬚、一般的には猿田彦の事をさしますがどうも猿は呪詛名であるようです。

故に私どもは澪の君(みおのきみ)と呼んだりしています。琵琶湖の三尾神社周辺も先月行ってまいりました

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ナマズがキャラクターって

 

そして123便事件の真っ最中に放送されていた連続テレビ小説が、千葉県銚子を舞台にした”みおつくし”です。

参考:(神)日本の黒い霧 

maakata.holy.jp

 

123便事件は天皇陛下の抹殺どころか、更に畏れ多い方を標的にしていたのかもしれません。

それはきっと、今も…