本日は光州民主化運動の日。

本日は5月18日。

韓国の南西部にある光州(クァンジュ)市において、民主化運動が起きた日です。ご存知でない方のためにWIKI

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E4%BB%B6

簡単に言うと、1980年の5月18日より始まった民主化運動が激化し、事態鎮圧のために戒厳軍が出動し多くの犠牲を出した事件です。

 

最近、当時の記録映像が公開されたということで韓国内で話題になり、また2017年には“택시운전사”(タクシー運転手:直訳、邦題も同じ)という映画も公開され話題となりました。

http://klockworx-asia.com/taxi-driver/(公式サイト)

日本でも公開が始まりましたので、興味のある方はぜひ。私は見てないんですけどね(^◇^;)

 

話題と言っても、特にインターネット界隈が非常に正視に耐えない怨嗟の声で溢れているという状況でしょうか…。

イルべという保守系(?)サイトが現在韓国では非常に勢いがありネット世論の形成に強い影響を持っているのですが、そのイルべ民(일베충:イルべ虫)とされる方々にとっては、韓国南西部の全羅道は全裸道、パスポートのいらない外国、アシアナ航空の飛行機はホンオフェのガスで飛んでいる(クムホアシアナグループは全羅道の企業)など、言いたい放題です。

彼らによると、民主化運動は暴動だ、民衆が何故自動小銃を持っているんだ、あれはスパイに扇動された結果だと、毎年この時期になると光州民主化運動を批判、罵倒する声がネット上に溢れ、矛先が全羅道全体に及ぶと言う状況です。

私の親しい知人もそのイルべ虫であり、非常に聡明で人当たりも良く、特殊な技能があって日本に住んでいるのに、何故か全羅道に対しては否定的です。

かくも恐ろしきは韓国人のインターネットとの親和性。朴槿恵大統領も民衆発のろうそく集会で政権の座から引き摺り下ろしたと誇らしげですが、果たして本当に民衆の真意の発露でしょうか。民主化運動のように何者かの作為あってのものだという考えには至らないのでしょうか…

 

韓国屈指の霊峰である智異山(チリサン)を抱える韓国南部は、かつてより多くの犠牲を生んだ地域です。朝鮮戦争では多くの寺が焼かれ、戦後も済州島の漢拏山(ハルラサン)と並んで共産ゲリラの巣窟だという事で多くの山が焼き出されました。

304人という子供達が泡と消えたセウォル号事件が起きたのも全羅道珍島沖の海上でしたし、救助に向かったと言う海洋警察のヘヌリ級123号艇の隊員は、船長以下船員だけを救助し、現場を後にしたと言います。まるで子供達の犠牲は当初から決まっていた事のように…

 

韓国のネット上では残された遺族達への補償が法外なのに真相糾明を未だにお題目のように唱えているとか、生き残った子供が特例で一流大学へ入ったと言う事で、政府への批判どころか犠牲者達をさらに責めるという状況になってしまっています。もちろん犠牲者批判の主勢力がイルべ民です。

 

今なお全羅道モッポの港に晒し者にされ、故郷へ帰れない若き魂達の救済と、本当の真相糾明は叶うのか、それを成し遂げるのが私たちです。その旗を振るうのがおそらく私に課せられた使命でしょう。

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そして民主化運動に捧げられた民衆達の魂も…

 

 

 

 

映画も見ないといけませんね。母が錦糸町の映画館で観たと言ってましたけど。

錦糸町も私にとっては縁のある場所です。そこで韓国スナックの雇われ店長をしていました。自衛官でありながら(笑)

諜報活動の一貫ということにして自己正当化するわ、マイカーを防衛省に乗り入れて駐車場代わりにするわ、思えば破天荒な自衛官時代を過ごしました。まぁ先輩の情報員のように人の道を外れるような事はしていませんし、大目に見てやってください^^;

 

 

 

 

はじめに

(大幅な加筆修正を加えました)

初めまして。自衛隊で情報の仕事をしていた猫好きなアラサー男子です🐱。

祖父は陸軍士官、曽祖父は上海でスパイをしていたという生粋の軍隊家系に生まれ、大学では韓国語を専攻、卒業後に海上自衛隊に入隊し、朝鮮半島情報を専門に扱っていました。

 

…とはいってもごく普通の庶民家庭の生まれでして、曽祖父がスパイだったというのも自衛隊入隊後に知った話です。それゆえに、情報(インテリジェンス)の世界に入ったのは運命的な物だったと感じたのも今は昔。

韓国への語学留学を通じて韓国人の日本に対する言い分に違和感を覚え、諸君や正論といった保守系論壇誌を読みあさり、靖国神社に足繁く参拝するという右翼へと成長を遂げ、金正日と刺し違えて死ぬ!!と息巻いて自衛隊へ入隊した命知らずの身分知らず。

 

自衛隊のインテリジェンスの底が見えてしまったために退官しましたが、神の導きにより、世界平和に仕える道を歩ませて頂くようになりました。

 

未だ未熟で至らぬ世迷言だらけの馬の骨ですが、読者の皆様とともにこの世の真理を、そして平和な世界を迎えるための方途を探るべく、駄文を垂れ流していきたいと思います。