伊勢崎わんわん騒動の際に、現場近くで気になる神社を発見。その名も倭文神社。
タケハヅヂを祀る神社で、伯耆の国(鳥取西部)では一宮という扱いを受けています。
タケミカヅチそっくりな名前のこの神様、なんでも荒くれ者カガセオ別名アマツミカボシを退治してしまった神で、皇紀元年に創立されたという茨城県日立市の古社大甕神社にカガセオとともに祀られています。
なんでも倭文神はあのアニメ映画君の名はの主人公の三葉が巫女を務める宮水神社の祭神とされ、アニメの内容も荒くれる星=彗星からみんなを護るといったストーリー。スピンオフ小説には大甕神社もバッチリ登場しているそうな。
さて、私が調べた限り大甕という名前の神社は全国に3社しかなく、日立と仙台と、私の住むここ浜松になります。
神社のある中野町というのは天竜川至近の宿場町にして東海道53次のど真ん中にあることからその名がついたとされておりますが、そんな5人姉妹を描いたアニメもありましたね。周辺には安間了願という楠木正成方の武将の名を冠した公園、同じく了願にちなんだ安間川も流れ、私も子供の時に行った覚えがあります。どうも了願は阿波水軍だったのではないかとも言われています。
そんなエリアに鎮座する大甕神社。残念ながらカガセオもタケハヅチも気配すらせず、京都松尾大社の社領であるとか。
磐田の御厨といい、大事なところは大概西の連中に支配されているのが静岡県民らしい。余所者に寛容。悪くいえば小心者。
かつては水を張っていたのか、弁天様も。こっちがメインだろう
ひろびろ。 人気はない(休日午後5時ごろ来訪) 車もほぼ通らない
無数のフィアット500
大明神
変わった書体。
伊勢崎で四国犬が噛み散らかしたあのトンチキ事件をきっかけに気になった倭文神。
それはあのフツヌシでもタケミカヅチでも倒せなかった星の神カガセオを服従させてしまった織物の神様。
君の名はにも登場する大甕神社、倭文神というワード。
そして作品を貫く”ムスビ”という言葉の意味とは…?
倭文神が一宮として君臨する伯耆(ほうき)の国。
ほうきぼし=彗星が世界を滅ぼすとでもいうのか。
ホウキはハバキとも言いますよね…
何故日本神話ではこれほどまでに星が悪者にされてしまうのか、そして水戸からひたちなかまで引きずられ死んだという女子高生…
茨の城か